甘辛LOVER

旧:where there is no haiku

160109 今日の夢

お芝居を観に行った。
大きな日本家屋のようなセットで、客はその板の間に座布団を敷いて座っている。私は客席の端で、横だか前だかには花道的な空間がある。その先は土間のようになっていて、役者はそこに下りることもできる。
舞台は日本の戦国~江戸のあたりかなあ。
ある武将が部下たちと話している。とある屋敷に行かねばならない。その屋敷には巫覡が住んでいる。その巫、あるいは巫に降りてくる「何か」にその武将は好かれているが、あまり嬉しく思ってはいないらしい。けれど、その見返りに武将は力を得ている。
屋敷に着くと、土間に立つ武将を主である巫が迎える。緋袴に能のような面をつけている。中性的な人。声も中性的。巫女役を男優が演じているのか、巫男役を女優が演じているのか、あるいは巫も役者も女優だが屋敷の奥にいる「何か」が男なのか、あるいは巫は男だが「何か」が女なのか。
巫は日光に神殿を建てなければならないと言う。屋敷の奥にいる何かが、それを望んでいるからと。照明がぐるぐるしてた気がする。武将は断ろうとするが巫には聞き入れられず、いったん去る。
花道から若い女が出てくる。巫のたぶん妹?で、武将を取り合うライバルでもある。侍女たちを巻き込みながら、二人は言い争いを始める。妖力をつかうと色とりどりの繭玉が客席に張られたワイヤーを伝っていって後方の壷に落ちるという特殊効果演出アリ。客の中を歩きながらの喧嘩で、相手の言ったことを受けて「お前もそう思うか」的なことを客に聞く芝居があり、私もばっちりやられました。目の前で迫力のあるセリフを言う女優さんは大変美しかった。
やがて妹が巫と母親が上手くいっていないことを指摘し、その母が出てくるかなーというところで休憩に入った。私は元々座っていた場所からだいぶ離れたところに動かされていた。
母親役は原田知世だと他の客が喋っているのが聞こえる。
コンサートを聴きに行くという外国の方に場所を訪ねられる。劇場は建物の6階にあり、コンサート(ポーランドの楽団?)をやるホールは12階ににあったのでそう答える。見せてもらったチラシには、この芝居が開演13:00・休憩14:00~14:30・終演15:30、コンサート開始が16:00だから、芝居の後にぴったり!のようなコピーが書いてある。
もしコンサートも見るなら腹に何か入れなければならないと思い、私は建物を出る。すぐにフライドポテトの専門店を見つけ、前に雑誌か何かで見たことがあったことを思い出す。ポテトは一種類だが、茶色いソースか黒いソースか、両方かを選べる。迷いながら時計を見ると、14:20になっている。やばい、食べていては間に合わない……。

というところで目が覚めた。話の続きが気になる。巫は思い出せる限り女性だけど、大蛇丸っぽい雰囲気があったんだよ。

formerly posted as h.hatena.ne.jp/screwflysolver/83459689998072319