甘辛LOVER

旧:where there is no haiku

160712 id:screwflysolver


最初に書くけど、9月22日まで上野の東京都美術館です。おすすめ。
1906年から1977年(ポンピドゥーセンター開館の年)まで、それぞれの年に作られた収蔵作品をずっと並べてある(1945年以外)。絵画彫刻写真オブジェ映画までなんでもありで、しかも一作家一作品縛り。移り変わっていくトレンドと、アートの世界の幅と。作品の横には作家のポートレイトと、言葉が日英で書かれてる(何故フランス語がないのかw)。作品が気に入ることもあれば、言葉の方を気に入ることも。いくつかメモったので、問題なさそうな量で引用。

・当初の構想がすべて消え去ったとき、絵画は初めて完成する。 (ジョルジュ・ブラック)
・かつて私はアイデアにかたちを与えようとしていた。今はむしろ、かたちに合うアイデアを探している。 (フランティシェク・クプカ)
・動くものを動かなくする代わりに、動かないものを動かす。これが彫刻における真の目的である。 (レイモン・デュシャン=ヴィヨン)
・絵画の「内容」は絵画である。そこに解読されるべきものはない。 (ヴァシリー・カンディンスキー
・Color is a vital need. (フェルナン・レジェ)

作品自体はクプカとセラフィーヌ・ルイ(とヴァランシとシャボー)が好きだったな。
ドローネーのエッフェル塔とか、カンディンスキーの30とか、なんつーかデザイン的に完成されてるなーグッズにしやすそうとか思ったらやっぱり沢山グッズ化されてました(笑)。財布置いて入ったから何も買わなかったけど、今回グッズがおしゃれ。ポンピドゥーセンターがデザインされたやつも来てたし。あとピエール・エルメのイスパハンのクッキーがあった。1000円くらいしたけどw
図録には作家の言葉も全部載ってて欲しかったな。つか今も買おうかまだ迷ってる。ビニールカバーつきだし。ドット柄も可愛いし。ハーフサイズのコンパクト版とかあったらいいのに。

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