「ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男」
・パリ オペラ座という古くて立派な壁にぶつかっていくミルピエという…振付師なんだろうな。ダンサーのことはよく見てるけどマネジメントが上手い感じには描かれてなかった。ポスターでも写ってる翼をもがれた天使Tシャツが似合うね。ちなみに変革への風当たり強かったようで芸術監督はすでに辞任したそうです。
・アシスタントのヴィルジニア・グリが素敵な人だった。中も外も。縦に長いピアス可愛かったなあ。ミルピエはもっと彼女に協力的であるべきw パンフレットに名前が無かったのが信じられん。ここに書いときます。Virginia Grisです。
・映像は美しい。とても美しい。でもさー、踊り手を撮るなら全身撮って？ 稽古のシーンとか、なんで上半身だけ下半身だけにしちゃうの？ たとえば、まずあるパートを全身でカットなしで映す。んでミルピエがここはこうあれはどうと指導をして、同じパートをもう一回やる。するとさっきよりグッと良くなってる、ってのが観客にも'見える'はずなのに。最後のステージのシーンで稽古の場面を入れる必要もないよ。顔より舞台を撮ってくれたら、それでミルピエが描いてたことが実現できたのかこっちにも見えるじゃん。ねー。
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