甘辛LOVER

旧:where there is no haiku

101019 id:screwflysolver

 
しつこくすみません。
不利益を持つ子が生まれなければいい、というのは分かります。ただ、少なくとも妊娠中の与薬や放射線照射とは分けた上であって欲しいと思いました。これらは子の存在と可分の不利益ですが、遺伝による不利益は子の存在と不可分なので。
 
私の話をしますね。
私には子供はいません。もし子供を持ったら、1/4の確率で色覚異常になります。
たとえば、確率が増えることを避けて、因子を持たない人との間に子を持ったとします。でもその子は、因子を持った人との間に生まれたかもしれない子とは、違う子ですよね。確率が増えないようにしたのは、生まれた子から不利益を遠ざけたのではなくて、別の子を不利益ごと遠ざけたということです。もちろんその別の子を守ったわけでもない。だって生まれてこないから。
遺伝性の不利益は子供の存在と分けることができないんです。不利益を持って生まれるか、生まれないか、どちらかしかない。薬や放射線を避ければ、不利益を持たずに生まれる場合とは、別にして考えていただけるといいのかなあと思いました。
 
なんだか右往左往してるけどこれで終わりにします。
ありがとうございましたm(_ _)m

formerly posted as h.hatena.ne.jp/screwflysolver/9259273035880667250